教育プログラム開発部会
本年度のFD・SDフォーラムでは、東京大学大学院 情報学環 学際情報学府 山内 祐平教授をお招きし、これからの高等教育に求められる学習環境のデザインについて、MOOC(大規模公開オンライン講座)や反転授業、アクティブラーニングスタジオ、ラーニングコモンズの事例等をもとにご講演いただきます。
◆Zoomミーティングによるオンライン開催です◆
【日 時】 令和5年(2023年)3月9日(木)13:30~15:10
【対 象】 おおいた地域連携プラットフォームの構成機関所属の教員・職員、その他の大学の教員・職員
※ディスカッションを含めたすべてのプログラムにご参加いただける方
【主 催】 おおいた地域連携プラットフォーム
【事前お申し込み(必須)】
3月7日(火)までに以下の「お申し込みフォーム」から、事前のお申し込みをお願いします。申込者には、Zoomミーティング接続先をメールでお知らせします。
・詳しくはこちらをご覧ください。
大分大学地域連携プラットフォーム推進機構 ・ 大分大学教育マネジメント機構教学マネジメント室(学生支援部教育支援課)
電話番号:097-554-7913 / 7132
メール:teaching●oita-u.ac.jp
※送信の際は「●」記号を「@」記号(半角)に置き換えてください。
県内大学等の新任教員を対象とした「授業デザインの基礎ワークショップ」は令和元年度より始まりました。当初、宿泊型の研修として企画されましたが、昨年度と一昨年度は新型コロナウイルス感染症のため開催が見送られました。そこで、本年度は研修日程を見直し、オンデマンド型遠隔形式と対面形式の組み合わせによる開催としました。
オンデマンド型遠隔形式の研修では、3つの講義ビデオ「コース設計&クラス設計」「シラバスの書き方&学修評価の基本」「学習者の学びを促進する様々な授業方法」を視聴し、各自が選択した1科目のシラバスを見直しました。(11月30日〜12月14日)
対面形式の研修では、大分県立芸術文化短期大学を会場としてオンデマンド型遠隔形式の研修内容を踏まえ、異なる専門分野の教員でのグループワークにより、共通教育科目を開発し模擬授業を実施しました。
グループワーク第1日(12月17日)では、アイスブレークから始まり、オンデマンド学習での情報共有、授業テーマの選択、授業の到達目標や内容構成、授業計画の作成を行いました。第2日(12月18日)では、模擬授業に向けて前日のワークを仕上げた後、ジグソー法に倣ってグループを再編成し、各グループに分かれて、参加者全員が約10分間の模擬授業を実施しました。それぞれの授業について参加者同士の意見が交換されるとともに、ファシリテーターからの助言もありました。
オンデマンドの講義ビデオは大分大学 鈴木雄清先生、日本文理大学 東寺祐亮先生に作成いただきました。ワークショップには、大分大学、大分県立看護科学大学、日本文理大学、東九州短期大学から9名がご参加いただき、ファシリテーターは、大分大学、大分県立看護科学大学、大分県立芸術文化短期大学、日本文理大学のFD・SD事業ワーキンググループが担当しました。研修はたいへん和やかな雰囲気で進み、所属や専門が異なる教員間においても、良い授業を目指す志向のもと親睦を大いに深めることもできました。
令和4年11月12日(土)13日(日)に「地域科学研究所・日出町 糸ヶ浜海浜公園エリアブランディング」を行いました。
本イベントは、株式会社地域科学研究所主催の課題解決型インターンシップで、日出町役場支援のもと大神地区の地域活性化を、糸ヶ浜海浜公園を中心としながら、また学生視点を活かした解決策を検討することを目的とし、全6日間の日程で行われます。
初日と2日目は、大分大学9名、日本文理大学2名、別府大学1名の学生が参加し、大分大学3名、日本文理大学2名、地域科学研究所社員3名、日出町役場2名の教職員にご協力いただきました。
初日の12日(土)は地域科学研究所本社で趣旨説明やアイスブレイク、グループワークを実施し、日出町大神地区の課題について、仮説の立案、質問事項の整理をしました。
2日目の13日(日)は日出町糸ヶ浜海浜公園周辺でフィールドワークを行い、糸ヶ浜海浜公園や大神うまいもの収穫まつり、ソラージュ大分・日出、自然薯畑、マノアカフェ等に行きました。
糸ヶ浜海浜公園周辺の多数の関係者のご協力のもと、大神地区の魅力と課題について、大量の情報収集が実現できました。
次回は11月20日(日)に、これまで取得した情報をもとに、課題解決策を検討し、中間発表を予定しています。
令和4年10月29日(土)に、豊後高田市にて、昭和の町 リ・ブランディング事業 ~共感が生まれる、昭和の町「恩送り」~の報告会を開催しました。
このプロジェクトは、豊後高田市の昭和の町商店街について、学生目線で魅力や新しいビジネスモデルの可能性を探ることを目的としたプロジェクトです。
プロジェクトは令和4年1月より取組を行い、日本文理大学、大分大学、別府大学、大分工業高等専門学校から、5つのグループが参加しました。
報告会は、豊後高田市の昭和の町商店街のロマン蔵にて行われ、豊後高田市から5名、大分合同新聞社1名、大分大学7名、日本文理大学2名、別府大学9名、大分工業高等専門学校1名が参加しました。
若い世代を呼び込むため、交流サイト(SNS)の活用など具体的策の提案の他、「懐かしさをアピールする考え方を変える必要がある」といった様々な意見交換も行えました。 学生が夏休み等に実施した現地調査やアンケートで得たデータを基に、若者の来訪を増やすために考えたプロモーション方法を発表しました。SNSによるPR、昭和の町ならではのイベント開催、地域通貨の発行といったアイデアが出されました。
豊後高田市商工観光課長からは、「今回の取り組みにおいて、大変ご評価いただき、提案内容には過去同市が取り組んできた企画もあり、原点回帰の必要性も感じた。また、最近同市では、光ファイバーの整備事業にも取り組んできたが、その流れとは逆に、同市では未だに黒電話を利用している方もおられる為、光ファイバーを利用した上で黒電話を利用する等、独自の施策にて対応が必要となり、 更に、昭和の町の取り組みとして昭和50年代以前の車を西日本一帯から集めてニューレトロという形で展示会も実施するなど様々な取り組みを対応していました。 それらも踏まえて、今回の企画を活かして対応を図っていきたい」とのお話もいただきました。
※本イベントの様子は、大分合同新聞11月11日(金)13面にも掲載されました。
2022年9月14日(水)に開催されたおおいた地域連携プラットフォームFD・SD研修会をオンデマンドで配信いたします。お申し込みはこちら。なお、視聴期日は2022年9月30日(金)までとなっております。
2022年度おおいた地域連携プラットフォームFD・SD研修会 ICTを用いた同時双方向型の遠隔授業-LMSの効果的な利活用方法- を、9月14日(水)14:00~16:00に開催します。皆様のご参加をお待ちしております。詳細はこちら。
「高度人材育成」「地域活性化」をオール大分で取り組む
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