県内の高等教育機関で実施されているFD・SD(教職員研修)の取り組みの共有、または連携・協力により、単独の機関では困難な研修会を開催することで、県内高等教育機関全体の教育レベルを向上させ、地域の教育・研究の充実発展を図るとともに、活力ある地域を創生することを目的として、令和6年8月2日(金)に、日本文理大学において対面・オンラインにより開催し、約135名が参加しました。
今回の当番校である日本文理大学橋本学長からの開会の挨拶ののち、「AI時代における高等教育の動向と教員の役割」をテーマに、国立大学法人愛媛大学 教育・学生支援機構教授 中井俊樹氏に講演いただきました。
AIの普及による大学教育が受ける影響について、授業内容から組織のあり方に至るまで幅広い内容が紹介されました。
講演の後、会場とオンラインの両方から質疑応答が行われ、大学が提供する授業のあり方、大学のアイデンティティの確保、学生と教員の世代ギャップなど活発な議論が行われ、充実した研修会となりました。
また、次期開催校となる別府大学友永学長から閉会の挨拶がありました。
なお、本講演会の様子は、大分県内の高等教育機関の教職員に対してオンデマンド配信も行いました。